<自処超然。人処藹然。有事斬然。無事澄然。得意澹然。失意泰然。>
「自処超然」己に在りては、世俗の物事にとらわれない。「人処藹然(あいぜん)」人に接しては、その人が活き活きと良き気持ちに感じさせられるような雰囲気を持つ。「有事斬然(ざんぜん)」何か問題が起きても、うろたえたりへこたれたりせず冷静に対処する姿勢を崩さない。「無事澄然(ちょうぜん)」何事も無いときには水の如き澄みきった状態にあること。「得意澹然(たんぜん)」は得意絶頂時にも浮かれず平常心であり続ける。「失意泰然」失意にありても泰然自若であること。